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Author:いけ
ある日突然、日本でピストル射撃をしようと思い立ち、がんばって銃砲の所持許可を取得! 果たして無事にピストルを所持することができるのだろうか!?
実は仮面ライダー(1号、2号、V3あたり)や宇宙戦艦ヤマトが好きだったりもする。
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エアピストルの推薦に関する落とし穴と問題点

2018/04/21 00:19:40 | 射撃競技 | コメント:2件

エアピストルの所持に関しては、すでに多くの人がネットで調べているでしょうから、いまさらここに書くまでもありません。しかし意外に多くの落とし穴が隠されていたので、それを紹介していこうと思います。


1.日本ライフル射撃協会の会員でなければならない
日本ライフル射撃協会(日ラ)まで入らなければ、初段以上の段級試験が受けられないとともにエアピストルの推薦ももらえません。私は市区町村支部に入る際「エアピストルをやりたいので日ラまで入会したい」という旨を申し出ましたが「最初は都道府県まででもいいんじゃないか」みたいな連絡が来ました。それではダメなのです。
(その辺の話はこちら


2.「日ラの会員になって1年以上経過、2回以上大会に出場」なんて規定はない?
いろいろなWEBページを見ていると「日ラに入って1年以上経過しないと推薦がもらえない」と書いている人がいます。しかし「空気けん銃の所持に関する推薦基準要綱」を見てみると、そんな項目はないように思います。また年に2回以上大会に参加しなければならないのは、エアピストルを所持した後の話で、まだ所持していない段階では関係ないようです。

しかしエアピストルを所持したいと思っていながら年に0~1回しか大会に参加しないのはもったいないと思います。エアライフルでもビームライフルでも、ハンドライフルでもいいので積極的に大会に出たほうが良いんじゃないかな。私はまだ2回しか大会に出たことがないので、生意気なことはいえない身分ですが、試合では緊張して練習のような実力が発揮できませんでした。場数を踏むというのもありますし、日々の練習でも大会が目標にもなりますから、出場するだけでもプラスに働くと思いますよ!


3.初段なら何でもいいわけじゃない
ただし一刻も早く初段を取りたいからといって、闇雲に大会に出場すれば良いわけではないようです。エアピストルを所持したことのない人は「エアライフル立射」「ハンドライフル」「ビームライフル立射」「ビームピストル」で初段以上を取らなければなりません。
だから例えばスモールボアやエアライフルのP60で初段を取ってもダメです。
(※エアピストルや競技用けん銃で初段を取っても可能ですが、そんなことができるのは警察や自衛隊などが省庁銃で競技会に出場し、初段を取った場合でしょうから、我々一般市民にはまったく関係ありません)


4.段級試験を受ける際に注意しなければならない「区分」
段級試験は同じ区分であれば、取得した段級の1段級上から受験でき、別の区分の場合は取得した段級と同級(段保有者の場合初段から)から受験できます。一刻も早く初段を取りたいならばこの制度を利用しない手はありません。しかしそもそも「区分」とはどれのことなのか分かりにくいのも事実。

「段級審査規程(170401)」の別表を見ると、その「区分」について触れられています。装薬ライフルは置いておいて、エアライフル(AR)とビームライフル(BR)、ピストル関係についてみていきましょう。
ARの場合、すべての種目が同じ区分になっています。だから例えばP60で1級を取得すれば、S40やS60、3×20で初段を受験することができます。BRも同じです。
しかし例えばBRで1級をとっている人がARの段級試験を受ける場合は「区分」が変わるのでBRと同じ1級からしか受験できません。
特に問題なのはピストル関係で、種目ごとに区分が分かれています。だからHRで1級をとってもBPの大会に出たときには1級しか受けられません。う~ん、HRで1級取ったんだから、BPの初段くらい受けさせてくれたっていいのになぁ。


ピストル枠の問題点
今はエアピストルは相当待ち時間が長いそうです。1年どころか1年半~2年くらいでしょうか。推薦の更新を受けるにはそれ相応の段級を取るとともに基準点を撃たなければなりません。できなければピストルが剥奪されてしまいます。普通に考えれば自費で買った銃が没収されてしまうのだから、酷い制度だなと思いました。

しかしエアピストルはもともと趣味や道楽ではなく「国際的な射撃競技で活躍する選手やその候補者」のために特別な許可のなかでもさらに特別な許可を出してもらっているわけで・・・。こんな言い方すると角が立つかもしれませんが、活躍できる見込みがない人や、競技を続けていく気を失った人には推薦を与えるべきではないと思います。

ただし、その根本的な原因は「エアピストル500人、装薬けん銃50人」という極々限られた枠しかないことにあります。推薦待ちなんていう意味のない時間を過ごさせるくらいなら、いっそのこと枠を撤廃して「ピストルを持ちたい人にはすぐ持たせる」ようにすべきだと思うのです。しかし活躍できる見込みのなくなった人や、大会に出場しないような人には新たな推薦を与えないというスタンスは変えなくてもいいでしょう。
もし枠が撤廃できないとしたら、例えばJリーグのように、下位50人は次の推薦は与えないとかでもいいんじゃないかな。そうすれば毎年一定の人がエアピストルを所持できるわけだし。まぁこんなこと言うと、ただの“ひがみ”にしか聞こえないかもしれませんが。

参考
空気けん銃の所持に関する推薦基準要綱

段級審査規程(170401)

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コメント

この段位認定システム

2018/04/22(日) 00:33:07 | URL | みかん #mQop/nM.
タイトルとは関係ないですが…
私はこの区分やルールを見たとき、
お金集めるの必死だなと思ってしまいました。
銃を買うにも資格も準備にお金が掛かり過ぎて
競技人口増やそうしたい気持ちと
ベクトルの方向性は反比例してる気がします。
(ただ、安易に参加されるのも危ないですけども。


エアピストルはやっぱり大変ですね…
デカイ銃好きで良かったです(笑)

推薦枠なんて作らない方が良いと思います。
全体競技人口や認知度上げたいのなら、
最初から法令が厳しいので、以降は順守しつつ競技は安易にした方が発展その他含めて良いと思うんです。

Re: この段位認定システム

2018/04/22(日) 13:17:36 | URL | いけ #-
> みかんさん
いつもコメントありがとうございます。
単純に競技人口が減ってしまって、協会も資金集めに必死なのでしょう。
国も国で、オリンピックを開催するんだから決勝で自国民が活躍できるようにもっとお金を流せばいいのにな、なんて思ってしまいます(開催国のシューターがファイナルに出れないなんてことがあったら、ちょっと恥ずかしいのにって思ってしまいます)。

認知度を上げるには、誰かがオリンピックなどの大きな大会で活躍して、メディアにも大々的に取り上げてもらう必要があると思います。ただ日本人は「射撃=戦争、犯罪」なんて思い込んでいる人も多いので、テレビなんかで放送しにくいのかもしれませんね。

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