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4級アマチュア無線の免許を取得

2018/10/22 22:10:47 | 雑談 | コメント:0件

狩猟、特に銃猟をやっている方にはおなじみのアマチュア無線機は、大手通販ショップで簡単に購入できます。しかし送信するには免許が必要な上に、無線局の開設という面倒な手続きが必要になるのです。ここでは免許状の取得に関わることと、申請時に感じた愚痴を書いていきます。


アマチュア無線講習会
アマチュア無線の免許を手に入れるには、試験を受けて合格する方法のほか、2日間の講習会を受講した上で試験に合格する方法もあります。私は無線や電子機器に関する知識がまったくなかったため、講習会を受講することにしました。費用は22,750円と安いものではありませんでしたが、受講した人の99%は合格できるので、損はしないでしょう。


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私が選んだのは東京都羽村市の会場で、2日間受講しました。1日目は法学的な講義、2日目は無線工学のお話で、正直言って普通に勉強していたのではまず合格できないと思いました(本当に無線や電気に関わる知識がないので・・・)。しかし講習会は分かりやすく解説してくださいました。また講習会を聞いていると「アマチュア無線も面白そうだなぁ。本格的にやったら絶対はまる!」といった楽しい内容で、ついつい3級以上の免許も取得したいと思ってしまうほどいいものでした。
ちなみに最後の試験も基準問題を全部で60問ほど教えてもらい、そこから20問が出題されるような形式のため、基準問題をしっかりやっておけば必ず受かります。


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受講してから1週間もしないうちに、合格の通知が届きました。従事者免許が届くのはさらに1ヶ月くらい経ってからだったと思います。


難関は無線局の開局手続きにあり
従事者免許を取ってしまえば後は楽勝だと思ったら大きな間違いで、実際に難しいのは無線局の開局でした。無線局の開局については、アマチュア無線家の方が散々ご紹介していると思うので省略しますが、簡単に言えば「この無線機を使う許可をください」といった感じですね。銃の所持許可申請に近い気もしました。
さてさて開局手続きには総務省の「電子申請・届出システム Lite」を使ったのですが、これが難解なのです。まずユーザー登録が必要なので、必要事項を埋めていきます。これは従事者免許が届いてからすぐに行なってください。私は無線機を購入後に登録したので、無駄に時間がかかりました。それはユーザー登録後に郵送されるパスワードがないと、開局手続きを行なえないからです。ネットで申請してるのだから、郵送する手間をかけるなよと思うのですが、お役所仕事だから仕方ないのでしょうね・・・。

パスワードが届いたら、パスワードを変更し(これも無駄な作業!)、ようやく開局申請ができます。基本的にはすべてちゃんと記入すれば間違いないのですが、意味不明なのが「13 電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力」です。希望する周波数帯や電波の型式、空中線電力などを選択するのですが、これに関する説明がまったくありません。理解とか、そういう問題ではないようです。分からないので無線機の取り説も見ながら「これくらいだろう」とチェックをしまくり、空中線電力も説明書の通り5Wで申請しました。そうしたら最後の最後にエラーが表示され、訂正の手続きを出せと蹴られる始末。この理解不能で不親切なシステムは本当にゴミです(とりあえず144Mと430Mの4VA、4VFにチェックすれば間違いないでしょう。3VAや3VFにチェックを入れてはいけません)。
しかもGoogle Chromeではその訂正手続きを出せず、IEで再度提出しなければならないという無能っぷりを発揮。もう2度と申請したくないと思う代物でした(慣れれば簡単だし、知識があれば分かるものなのかも?)。

なんとか申請が終わると、申請料を振り込まねばなりません。2,900円ですが、ここでもお金がかかります。
さらに免許状を受け取るのにもお金がかかりました(520円ですが、返信用封筒を別送するか、窓口で受け取ればお金はかからないそうですが、かなりめんどくさいです)。


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そうこうしてようやく開局手続きが終わり、無線局免状が届きました。コールサインもここに記されています。しかし空中線電力は5Wで申請したはずですが、10Wになっていました。4アマではハンディで10Wまで使えるようなので、ありがたいといえばありがたいですね。


狩猟にアマチュア無線が必要?
アマチュア無線の免許を手に入れ、開局申請してお金を払い、ようやく使えるようになるアマチュア無線機ですが、使用するにはかなりの制約(ルール)があります。
まず呼び出しには「CQ、CQ、CQ。こちらは○○○(自分のコールサイン)」を言わなければなりません。
※CQは不特定多数の相手を呼び出すときに使う略符号

狩猟のときにこんな悠長なことをしている暇があるでしょうか。獲物が飛び出したときに「CQ、CQ、CQ。こちらはJXXXXX。鹿が目の前を通過しました。どうぞ。」なんて言ってたら、オハナシになりません。
またアマチュア無線機は有害鳥獣駆除には使用してはいけません。アマチュア無線はあくまでもレジャーで使用するものですから、事業の一環として使用するのは禁止されているのです。

このことを考えると、狩猟で使用するのならデジタル簡易無線でいいのではないでしょうか。アマチュア無線のハンディ機のほとんどが5W機ですが、デジタル簡易無線も5W機があります。試験も必要なく、申請だけ出して、利用料さえ払えば誰でも使えます。若い人の負担を減らすだけでなく、自分自身も狩猟時と有害鳥獣時に同じ無線機が使えるというメリットもあります。
今は猟友会のメンバーがみなご高齢なので、昔の風習にのっとって運営していますが、今の若い人たちが猟友会を牽引していく立場になったら、ぜひデジタル簡易無線を導入して欲しいと思いました(何十年も先にデジ簡があるかは分かりませんが・・・)。
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